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個別記事の管理2015-06-03 (Wed)
規制規制叫ばれてるだけあって
やっぱ表現倫理は今と昔とじゃあ大分違うなと実感

したのがトイレでのこと(゜ _ ゜ ; )


いやトイレ行く時って長丁場になる場合
なんか読むもの持ってくんだけどさ

いつだかまとめて買うだけ買ったアンデルセン童話(岩波文庫のやつ)
があったからそれを読み始めたわけですよ

で、

話の内容自体は面白いし
「これ明らかにあれだwww」ってアダルティな所は
童話風にぼかして表現されてるわけだけど

それをさっぴいても
とてもお子様にお聞かせできないレベルの倫理崩壊

教育に悪すぎだろこれ(゜ _ ゜ ; )

だって一話目にして
魔法のランプならぬ魔法の火打ち箱
で呼び出した使い魔に
夜な夜なお姫様連れてこさせては
「これ間違いなく致してますわ」
して、(しかも眠姦)
もはやどこのエロゲだと(。A 。 )

いやそりゃあ絵本の体裁上
眠っているお姫様に口づけをした
までしか書かれてないけどさ

箱が何なのか気になるけど教えてくれない
という理由だけで
魔女のばーさんの首撥ねるヒャッハー君が

非常に可愛らしい と表現されてるお姫様を
毎晩誘拐してきてキスだけで済むわけがなかろうて

しかもお姫様は微妙に「こんな夢を見たの」って覚えてて
それを聞いた王様が「よしそいつ殺そう」とか即決するぐらいだし

ついでに当時の倫理観から行ったら
据え膳食わぬなんて選択肢はないわけだから
まあ間違いないわなと

しかも結末は

死刑になりそうになったところで
うまいこと箱を手元に寄せて
使い魔に兵隊と王殺させて
自分が王になった+姫様ゲット

で「めでたしめでたし」
ときているからすさまじい・・・・(゜ _ ゜ ; )


第二話は第二話で
ばーちゃんの死体すら金儲けに使う
詐欺師な主人公だったり
どう考えても不倫相手な役僧と農家の人妻の秘密を覗き見て
これをすっとぼけながら
暖炉の中に魔法でご馳走を用意したぞとか言って
一切合財引き出していったりと



いやまあ古典ながらに先の展開が全く斜め上で
想像もつかん斬新さに溢れているし
詐欺の手口もまた愛嬌がある上に
妙に賢かったりして感心させられたり
話そのものが面白かったりはするんだけどね・・・・?




もうヤバイwww

教育に悪すぎるwwwww


少なくとも姪っ子には読み聞かせられんわこれwwww



いやまあ
たくましくしたたかに
よく知恵を回して生きればハッピーになれますよという
原始的な教育としては非常に正しいんだが
現代っ子には弱肉強食過ぎるだろと(; ̄∇ ̄)

まあでもこういうブラックな所は
結構ドラえもんとかにも通じるところがあるよなあと考えると

規制反対言ってる割には
自分も現代の「倫理かくあるべき」な風潮に
知らず知らずのうち流されてたんだなと・・・・・・

話を考える身としては
結構ためになるかもなー
なんて思うアンデルセン童話でしたとさ


また別の観点からすると
当時の生活様式や世界観倫理観等々
それなりに参考になる点も多いので
ファンタジー書く時にも
なかなか参考になりそうな気がする


そしてこのアンデルセン童話を読んで
「ああこれはあれを童話風に表現してるんだな」
という骨が見えてしまえるようになれば
それはそれで一つの遊びになると同時に
すっかり薄汚え大人になったもんだと己を計れる
一種のリトマス試験紙にもなるわけで・・・・


まあ本の冒頭に
実際に起きた出来事を原作者が童話風に書いたものである
というようにも注釈してあったから
魔法やらなんやらの要素を現実に逆置換してやれば
最大限ドロドロした現実が見えてくるわけでね・・・・・
そんなものを子供に食わせるとか変態かーと思いつつも
そうやって甘い味付けにして
小さい内から世の中の恐ろしい部分を
ちょいちょいとでも味わわせておかないと
当時の碌々法バリアー働いてない時代なら
身を守れなかったんだろうなー
なんて思ってみたりもしてね・・・・


いやしかしほんと、
我ながらドップリすぎるわと・・・・微妙にショック受けたわ











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